【東日本大震災への支援活動について】

the photos of Namie (2018.3.14)

2018年3月14日に撮影した福島県浪江町の様子です。

2017年秋、JR常磐線が仙台方面からは浪江駅まで開通しました。

翌年、当法人メンバーが相馬市と南相馬市での演劇上演の打ち合わせに訪れた際、

浪江町に立ち寄りました。

当時はまだ地震と津波の爪痕がそのままになっているところも多く、住民の方々の姿もほとんど見られず、閑散とした空気に胸を締め付けられるようだったそうです。

 

the photos of Ishinomaki (2012.10.17)

これは、2012年10月17日に撮影した宮城県石巻市の様子です。

当法人メンバーが、東松島市での演劇上演の打ち合わせに訪れた際に、石巻に立ち

寄り、撮影してきました。

「少しでも石巻市の今の姿を伝えたい」と、自分の足で歩き、撮影してきたもの

です。二十数枚の写真で全てをお伝えすることは難しく、ほんの一部ではありますが、ご覧頂けましたら、幸いです。

 

 

~東日本大震災への支援活動について~

 2011年3月11日に発生した東日本大震災に際し、当Inseki Projectでは

 “少しでも自分たちにできることをやっていこう”という想いで、発生当初より

 支援活動をさせていただいております。

 

 こちらのページでは、当法人の支援活動の概要をご紹介します。  

 

【Inseki Projectの支援活動】

①東日本大震災 「演劇による復興応援プロジェクト」

 

<発足>

2011年7月

 

震災発生直後は、被害が甚大かつ広大ということで、当法人の主なる活動である演劇が力になれる時期ではないと、より支援に直結した活動に協力しつつ、被災地の状況を見守っておりました。現地での支援活動の後方支援等に携わるなかで、いろいろなご縁もつながり、震災発生4ヶ月を過ぎた頃より、「演劇の力でできる復興支援」について、協議を重ね、このプロジェクトを立ち上げました。

 

<活動内容>

 

(1)被災地および被災者の方々の避難先での演劇公演 

(2)被災地および被災者の方々の避難先での演劇ワークショップの実施 

(3)岩手・宮城・福島の3県に所在する劇団への支援活動

 

<活動の目的>

東日本大震災への支援活動は一過性のものではなく、息の長い支援をしていこうと考えており、被災地での演劇公演を一度おこなうだけではなく、「演劇を楽しんでもらうことでの心のケア」「演劇ワークショップで、頭や身体を楽しく動かすことでの心身ケア」につなげていくことをめざしています。

 

<実施している活動>

未曾有の災害の体験や、その後の平常とは異なる学校生活・家庭生活のなかで、少なからず心的ストレスも溜まっていることが懸念される子ども達に、「とにかく楽しんでもらえる演劇を見せてあげたい!」「子ども達の心の復興を応援したい!」という思いから、東北の子ども達に当法人のオリジナル作品を届ける活動をしています。

2011年度、2012年度は、Inseki Projectが協力させて頂いた皆様とも縁の深い宮城県石巻市や、同県東松島市での学校公演を中心に活動し、2013年度からは福島県での演劇上演ツアープロジェクト「PLAY FOR FUKUSHIMA」もスタートいたしました。

 

※詳細は、当HP内の「演劇による復興応援プロジェクト」ページにてご覧いただけますので、ぜひご参照ください。

 

 

②東日本大震災 「復興応援チャリティT シャツプロジェクト」

 

<発足>

2011年8月

 

<活動の内容>

演劇による応援だけではなく、少しでも具体的な支援につなげていきたいということで、スタートしました。

Inseki ProjectならではのオリジナルチャリティTシャツにより、寄付のための寄付を集めようというプロジェクトです。

 

※詳細は、当HP内の「復興応援チャリティTシャツプロジェクト」ページにてご覧

いただけますので、ぜひご参照ください。

        

 

【その他の支援活動】

①“被災地へラスクを届けよう” (2011年6月)

 

当法人のメンバーが経営している、目黒区のパンとお菓子の店“Rolaso(ロラソ)”より、お店自慢のパンで作ったラスクを宮城県石巻市の避難所へお届けいたしました。お届け先は、当時、Inseki Projectが協力していた鍼灸ボランティアグループ“はりきゅう便”の活動拠点であった避難所で、ボランティア活動に参加される鍼灸師の先生に、運んで頂きました。

 

※詳細は、当HP内その他の活動レポートページをご参照下さい。

 

 

「災害鍼灸マッサージプロジェクト」への後方支援協力

(2011年4月~2019年7月)

 

宮城県にて鍼灸マッサージ治療によるボランティア活動を実施している鍼灸師グループ「災害鍼灸マッサージプロジェクト」(略称災プロ)様への後方支援協力をさせて頂き、公式HPの作成・管理を担当しました。

災プロ様は、宮城県岩沼市での活動から始まり、同県名取市、塩竃市、気仙沼市、石巻市、南三陸町での活動を経て、昨年12月6日に現地でのボランティア活動を終えました。活動に参加した治療家はのべ約1000名以上、治療患者数はのべ約6000名にのぼりました。被災者のみではなく、被災者を支援している支援者も対象とし、医師団との連携も図る、など、画期的な活動を実施され、活動を終えた地域の地元鍼灸マッサージ師の復興にも尽力されていらっしゃいます。

その後も、熊本地震や西日本豪雨等の災害時にも支援活動を実施しています。

 

※「災害鍼灸マッサージプロジェクト」公式HP

 URL;https://sinkyu-sos.jimdofree.com

 

 

③“震災鍼灸マッサージボランティア はりきゅう便”への後方協力

  (2011年3~6月) 

 

宮城県石巻市を拠点に鍼灸マッサージ治療ボランティアを実施する鍼灸師グループ

“震災鍼灸マッサージボランティア はりきゅう便”様の東京での後方支援サポートをさせていただきました。

 

 

 

【募金について】

私たちInseki Projectは、東日本大震災の発災当初、演劇によって、震災に遭われたことによる心の疲弊を少しでも和らげるお手伝いができればと、東日本大震災・演劇による復興応援プロジェクト」を立ち上げました。                          
 
その後、多くの芸能人の方々や劇団の方々も被災地でイベントや 公演を実施していらっしゃいますが、私たちは、一度きりの公演を行うのではなく、演劇を通して、地元の方々とのつながりを築きつつ、息の長い支援をしていきたいと考え、やってまいりました。
その想いは、東日本大震災より11年を越えた現在も変わっておりません。
 
Inseki Projectでは、従来の演劇の枠を超えた、新しいエンターテイメントと
しての演劇を めざしておりますが、これは、演劇は、限定された人たちだけが楽しむものではなく、より多くの人たちが気軽に楽しめるものであるはずだという想いの上に成り立っています。
 
復興期の各段階において、実施する場所や状況に応じた作品を上演することで、
少しでも、被災者の皆様の心の励みになり、復興への歩みを進めることに、
役立つことができればと 願っています。
 
ですが、現在、活動にあたっては助成金を申請してはおりますが、震災より5年を越えた頃より、東日本大震災の復興支援活動に対しての助成金は徐々に減っていき、活動資金に不安がある状況です
 
そこで、皆様に、募金のお願いをさせていただきたいのです。 
 
この「東日本大震災・演劇による復興応援プロジェクト」の活動を息長く
継続していく ために、また、一人でも多くの被災者の方々、一つでも多くの
地域に、演劇をお届けするために、皆様のお力を貸していただけないでしょうか? 
 
ご寄付頂いた募金は、「演劇による復興応援プロジェクト」の活動に要する交通費
・運搬費・通信費や現地での宿泊費など支援活動に関わる全般の費用に充てさせて頂きます。  
                   
                          
                                                           
~募金振込み先は下記になります~ 
   

 振込口座≫ 

振込先名 :災害被災地被災者募金口 特定非営利活動法人 Inseki Project

 

カナ:(サイガイヒサイチヒサイシャボキングチ 

       トクテイヒエイリカツドウホウジン インセキプロジェクト)

 

三菱東京UFJ銀行 

 ・高田馬場支店 

 ・普通預金 

 ・口座番号:0314340 

 

※手数料は振り込まれる方のご負担でお願いいたします。 

 

  

募金総額及び、使用用途及び詳細に関しましては、プロジェクト終了後に

責任を持ちましてご報告させていただきます。

 

皆様からの、あたたかいご支援ご協力宜しくお願いいたします。

 

                                                                                                                                                                                                                                                             特定非営利活動法人Inseki Project

                             理事長 布宮和明

                        
                                                       
                       
 

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携帯電話の利用料金の支払いと一緒に継続的な寄付ができるだけでなく、
ソフトバンクスマホをご利用の方限定でTポイントでの寄付も可能です。

 

 

  <更新情報> 2024.1.5. NEW!

2023年2~3月に実施しました、「飛び出す絵本」プロジェクトの活動報告をアップしました。ぜひご参照下さい。

 

 

 

 

Inseki Projectで作成した「東日本大震災・復興

応援チャリティーTシャツ」です。

詳細は“震災復興応援チャリティTシャツプロジェクト”ページをご参照くださいませ。